2022.02.10
こんにちは。
一発!工事写真台帳を使って作成した写真台帳データに忍び寄る
危険。。。
・・はちょっと盛った言い回しですが(笑)
パソコンを長く使っている方は、一回くらいは
パソコンが故障してデータが無くなった!
を経験されているのではないでしょうか(汗)
原因はパソコン本体だったり、ドライブだったり、Windowsだったり。。
どうも調子が悪いな、ヘンな音がする。。
予兆があることもありますが、時には予測不可能なことも。
パソコンにエラーがなくても、操作している「ヒト」にエラーがでることもあります(汗)
間違って削除してしまった。
編集したけれど間違っていたから、編集前の状態に戻したい。
ソフトやライセンスはどうにかすればどうにかなります。
でも、あなたが作成したデータだけは、誰に頼もうが、どれだけお金を積もうが、戻せないときは戻すことができません。
ゼロから作り直すしかない・・
その不幸から逃れる手段は。
定期的に
バックアップを保存することです。
あなたが作成したデータのコピーを、別の場所に置いておくのです。
万一、不測の事態が起きても、バックアップがあればそれを読み込んで使うことができます。
一発!工事写真台帳Ver.8では、バックアップをより便利に使っていただくための
バックアップリストという機能を追加しました。
※現在Ver.8をお使いの方は本棚がある画面の「操作」-「自動更新を実行」でVer.8.0.2.0以降に更新してお使いください。
Ver.7以前にはバックアップリストの機能は備わっていません。ごめんなさい。
バックアップリストとは
これまでの一発!工事写真台帳にも、
バックアップの機能はありました。
でも、できることは
「今あるデータを外部ファイルに保存すること」のみ。
シンプルです。
何世代かのバックアップを保存しておく場合、フォルダ構成を考えて作成したり、バックアップファイル名を変更したりして自分でやるしかありませんでした。
今回追加された
バックアップリストはそこをわかりやすく操作できるようにしました。
実際に使ってみましょう。
バックアップリストを使う
最初は「操作」ボタンです。
「データをバックアップ」
ここで登場しました。「バックアップリストに追加」
「バックアップを保存するフォルダを設定してください。
外付けのHDDやSSDドライブ、USBメモリーなどをバックアップ専用に使用することをお勧めします。」
一発!工事写真台帳のデータは、通常はWindowsと同じC:ドライブに保存しています。
リスクを分散するために、バックアップ保存先はC:ドライブ以外の場所、できれば別のデバイスにした方がいいですね。
バックアップする単位を選びます。
「書庫内のすべての本棚」・「選択中の本棚」・「選択中の写真」
今回は「選択中の写真帳」で操作しました。
「現在選択されている写真帳をバックアップリストに追加します。
コピーするファイルの容量は〇MBです。」
バックアップ先に十分な容量が残っているか確認してくださいね。
バックアップの名前を入力します。
バックアップを保存した日時などは別に表示されるのでバックアップ名に含めなくても大丈夫ですよ。
前回保存したのと同じバックアップ名でも問題ありません。
写真台帳の内容がわかるような名前だと使いやすいと思いますよ。
バックアップリストに追加されました。
試しに、同じ写真帳をもう一度バックアップリストに追加してみましょう。
バックアップリストを閉じて、先ほどの写真帳を編集してみます。
写真を1枚追加してみました。
そしてもう一度同じようにバックアップリストに追加してみました。
バックアップ名も同じで。
わかりやすいようにリストの部分だけ切り抜きました。
同じバックアップ名ですが、保存した日時が違うのと、内容のフレーム数が違うので編集した後のデータであることがわかりますね。
今編集した内容はおかしかった。
2022-02-08 14:44:34 の時点のデータに戻したい。
今回は写真1枚追加しただけだからその写真を消せば良いだけですが(汗)せっかくなのでバックアップリストの機能を使いましょう(笑)
2022-02-08 14:44:34 のバックアップデータを選んで「バックアップを戻す」
バックアップデータをどこに戻すか尋ねられます。
今回は、元あるものと同じ場所に戻したいので「現在の書庫に追加する」
「バックアップを現在の本棚に保存する」
今回試した環境では、現在の本棚の中にバックアップしたのと同じ写真帳がありました。
上書きしてよければ「同じIDの「写真帳」を削除してバックアップで置き換え」
今あるものを残しておきたければ「バックアップの「写真帳」を追加する」
ちょっとわかりづらいですが(汗)2022-02-08 14:44:34 時点のデータを復元することができました。
このように、画面上でバックアップの世代管理をすることができるバックアップリスト。
ぜひご活用ください。
バックアップリストには他にも便利な機能もありますので、次回に続きます。
データのバックアップについて マニュアルページ
執筆時の情報を元に記述しています。
画面や仕様など、変更されることもありますのでご了承ください。