工事写真情報をラクに簡単に入力する - 上級編

2021.12.06

こんにちは。

工事写真の枚数が100枚、1,000枚となってくると、あなたに重くのしかかってくる工事写真情報の入力作業。

やってもやっても終わらない・・・・


それを少しでもラクにするお手伝いをしたい。

前回は一発!工事写真台帳が備えている入力支援機能のうち、初級編の3つをご紹介しました。

今回は、ちょっと上級編の2つをご紹介します。

ポイントは、いかに「入力しない」か です(笑)。

情報を一括コピー
ひとつめにご紹介する機能は、情報を一括コピーです。

たくさんの工事写真。

それぞれの写真について、数個の情報を書き込みますよね。

それって、すべて違う内容ですか?
写真が1,000枚あったら、1,000枚とも違う内容?
その場合は仕方ありません。1,000枚がんばって入力してください(汗)

そうではなくて、例えばこんな風ではありませんか?

101番目から299番目の写真までは
・1つめと2つめの項目はすべて同じ
・3つめの項目だけそれぞれ異なる


それなら、101番めから299番目の写真について、1つめと2つめの項目は誰かが入力してくれれば、あなたは3つめの項目だけがんばって入力すれば良いことになります

あなたの労力が1/3に(笑)


その「誰か」の部分、一発!工事写真台帳がやります。



「情報を一括コピー」です。



いろんな組み合わせで一括コピーができますよ。

先ほどの想定であれば、

・「工事名称」と「建物名称」だけにチェックをつける。
・コピー対象の写真番号を指定 101〜299

とすれば、101番目から299番目の写真の、「工事名称」と「建物名称」について、現在の写真と同じ内容をコピーすることができます。


連続していない写真でも「コピー対象の写真を選択」で選ぶことができます。

この範囲の中に、すでに入力しちゃっている写真があって、それは書き換えたくない場合には「既存の情報がある場合上書きする」にチェックをつけなければ良いのです。



マスター文書
次にご紹介するのは「マスター文書」

1枚の写真に入力した各項目の内容を、セットにして「テンプレート」として保存しておく機能です。

写真帳にマスター文書をセットしておくと、その写真帳に追加する写真にはすべて、マスター文書の内容がプリセットされて入ります。

だから、変更したい写真だけ変更すればよいというワケです。


まず、一枚の写真に写真情報を入力します。



「マスター文書」を押します。



「現在の入力内容をマスター文書として設定・保存する」

これで、この入力内容セットが、この写真帳の「マスター文書」として設定されました。

これ以降、この写真帳に写真を追加すると、同じ内容が入力済みの状態で入ります。



途中から変更したい場合は、もう一度マスター文書の設定・保存をしてくださいね。

保存しておいたマスター文書を呼び出して設定することもできます。



このような入力支援の機能をうまく役立てていただければ、あなたの労力が抑えられる上に、入力間違いも減らすことができます。
どうぞ活用してくださいね。


マスター文書について
マスター文書の設定方法

執筆時の情報を元に記述しています。
画面や仕様など、変更されることもありますのでご了承ください。
一発!工事写真台帳
Copyright 2007-2024 by SeasideSoft, Corp. All rights reserved.