こんにちは。

あなたが工事写真台帳を作成するときに、一番面倒な作業って何ですか？

たくさんの写真、一枚一枚に工事写真情報を入力することは、大変な作業の上位にランクインする作業ではないでしょうか。

10枚くらいだったらちょっと集中すれば終わらせることができるかもしれません。
でも、100枚、200枚の単位で工事写真があると、途方もない作業に・・・


途方もない作業は、作業者の気力もそぎますが（汗）
アウトプットの品質も下げます。
仕方がないことです。
人間「気を付ける」で防ぐことができる間違いには限界があります。

それを防ぐ効果的な方法は、なるべく手間を省くことです。
かける手間が少ないと、間違いも減らすことができます。


一発！工事写真台帳には、工事写真情報の入力作業の手間を省く機能がたくさん備わっています。
ぜひ活用して、少しでもあなたの「面倒」を減らしてください。



たくさんあるので分けてご案内します。
今回は基本的な3つをご紹介します。


入力する内容の解説（電子納品）
ひとつめにご紹介する機能は、入力する内容の解説です。

これは土木工事の電子納品要領に沿った入力をする場合なので、建築関係や、電子納品を行わない一般工事の入力をされる場合は次の項目まで読み飛ばしてくださいね。

電子納品要領では、各項目について
　・入力が必須の項目
　・どのような内容を入力するか
　・どの文字を使うことができるか
　・数個の文言のうちいずれかを入力する
などが決まっています。

入力欄を色分けして必ず入力しなければならないもの、条件付きで入力が必要なもの、どちらでもよいものがひと目でわかるようにしています。
入力し忘れていたらメッセージでお知らせしますよ。



文言が決まっているものは選択するだけで入力できるように。



また、決まりを確認しながら入力できるように、画面内に解説を表示しています。



丸数字など特殊文字を使えないところで入力された場合も、一発！工事写真台帳が使える形式の文字に変換します。

100枚、200枚の写真情報を入力して、完成した後に電子納品チェックをしてみたら、次々とエラーが発見された（汗）
なんてことになると、戻ってエラー箇所を確認しながら修正するのはとても面倒な作業。

なるべく、入力しているときにすぐに確認できるようにしています。

入力履歴
2つめにご紹介するのは「入力履歴」の機能です。

これはすべての種類の工事写真情報入力に備わっています。



これまで入力した文字列を「履歴」として覚えているので、次に同じ文字列を入力したいときは、履歴から選択するだけで入力することができます。

でもね、私もよくあることですが（汗）タイプミスってあるでしょ。
間違えたまま確定してしまった。

これが履歴に残ったままだと煩わしいじゃないですか。


この「履歴」機能は編集することもできます。
不要な履歴は削除できるし、よく使う履歴を上の方に移動させることもできます。

この画面で履歴を追加することもできます。

ということは。
この項目に入力する文字列が何パターンか決まっていたら、
あらかじめそれを「履歴」にセットしておけばいいのです。

あとは選択するだけで入力できます。

1文字の誤入力を見つけるのはタイヘンですが、選び間違っていないかを確認するだけなら気づきやすいですよね。

情報を次の写真にコピー
3つめにご紹介するのは、工事写真情報を他の写真にコピーする機能です。

ひとつの写真情報を入力し終わって、さて、次の写真。
次の写真は前の写真と入力内容はほぼ同じで、1か所違うだけです。

こんな時は「情報をコピーして移動」が便利です。



前の写真と同じ情報がプリセットされるので、変更箇所だけ入力するだけで済みます。

「次の写真」でなくてもいいんですよ。
画面下に表示されている縮小画像から選べば、3つ先でも、4つ先の写真でも情報をコピーして編集することができます。




いかがでしょう。
これだけでもかなり入力の手間を省くことができるのではないでしょうか。
ぜひ役立ててくださいね。

次回はもう一歩便利な使い方をご紹介しますね。

執筆時の情報を元に記述しています。
画面や仕様など、変更されることもありますのでご了承ください。