2021.10.20
こんにちは。
工事現場ではたくさん記録写真を撮影します。
最近はスマートフォンで撮影されるケースも増えています。
スマートフォンは常に携帯しているし、専用カメラと遜色ない写真を撮影できますものね。
ところが、iPhoneで撮影した写真を一発!工事写真台帳に取り込むことができない場合がありました。
それは、iPhoneが
「HEIC」という形式で写真を保存しているからです。
「HEIC」は一発!工事写真台帳どころか、Windowsでも表示できません。
(標準の状態では。拡張機能をインストールすれば可能)
ですが
一発!工事写真台帳Ver.8はHEICに対応し、取り込むことができるようになりました。
iPhoneで撮影した写真は「HEIC」
iPhoneで撮影した写真をWindowsで見られない。
それは「HEIC」という独自形式のファイルフォーマットで写真を保存しているからです。
iPhoneだけでなく、iOSを搭載しているiPadでも同じですね。
設定で「高効率」の方を選んでいれば、HEICの形式です。
変更できますが、ここの設定を一度も見ることなく撮影されている人も多いでしょう。
HEICはJPEGよりも圧縮率が高い形式だそうです。
試しに、HEICとJPGで撮影して比べてみました。
3,264×2,448 pixel で撮影しました。
JPGは1.34MB。
HEICは0.69MB。
約半分になりますね。
一発!工事写真台帳Ver.8 は「HEIC」に対応しました
そんなメリットがあるHEICの画像も、残念ながら以前の一発!工事写真台帳ではサポートしていませんでした。
しかしながら、たくさんのご要望をいただきましたので、Ver.8にて対応しました。
一発!工事写真台帳にHEICの画像を取り込む方法は、JPGファイルと同じです。
ドラッグ&ドロップでも、ファイルを選択してでも取り込むことができます。
一発!工事写真台帳に取り込まれたときに、一発!工事写真台帳がHEICファイルをJPEGに変換します。
Ver.8の最新は、現在Ver.8.0.1.43です。
Ver.8でもマイナーバージョンが古いものをお使いの場合は、自動更新で最新に更新してお使いください。
Ver.7以前の一発!工事写真台帳ではどうすればHEICを扱うことができる?
それでは、Ver.7以前の一発!工事写真台帳をお使いの方が、HEICを使うのにはどうすれば良いでしょうか。
(方法その1)
HEICを何らかの方法でJPGに変換してください。
インターネットで検索すると、無料でHEICをJPGに変換できるツールもあるようです。
GoogleフォトにHEICをいったんアップロードし、編集して保存するとJPGに変換されたりもします。
(方法その2)
JPGで撮影してください。
身も蓋もありませんが(汗)
パソコンで使うのですから、互換性を優先させてください。
そうすれば、何の問題もなくWindowsでも、一発!工事写真台帳でもお使いになれます。
(方法その3)
一発!工事写真台帳2024のご購入をご検討ください。
既存ユーザー様向けの割引もありますよ。
執筆時の情報を元に記述しています。
画面や仕様など、変更されることもありますのでご了承ください。