2021.06.18
一発!工事写真台帳で写真台帳を作って印刷する。
ここまでの操作を3ステップに分けてご紹介しています。
(1)一発!工事写真台帳をインストールする
(2)工事写真台帳写真台帳を作る
(3)工事写真台帳を印刷する
前回は一発!工事写真台帳をインストールして使えるところまで準備しました。
まだの方は無料でダウンロードできますので、どうぞ
前回の記事を参考にしてインストールしてくださいね。
今回は、いよいよ写真台帳を作ります。
感覚的に操作できるので難しくないですよ。どうぞお付き合いくださいね。
(2−1)本棚をつくる
まずは一発!工事写真台帳を実行します。
サンプルデータをインストールしていたらこんな風に入っています。
画面の左側が
「本棚」、右側にはその本棚に入っている
「写真帳」が表示されます。
サンプルは本棚の中に写真帳が1冊だけ入っていますが、何冊でも入れられますよ。
左側で2番めの本棚をクリックすると、2番めの本棚に入っている写真帳が表示されるということです。
ホンモノの本棚に本が入っているのと同じようにイメージしてくださいね。
サンプルデータの本棚に写真帳を追加しても構いませんが、今回は新規に本棚を作りましょう。
「本棚を追加」を押します。
「新しい本棚を追加」「本棚を追加する」
そうするとこの画面が出てきます。
本棚の名前は何でもいいです。
「〇×町公民館新築工事」のように工事名を入れておくとわかりやすいかもしれませんね。
後から変更もできますよ。
工事の種類は必要に応じて選んでください。
電子納品をする場合にはここで2番めか3番めを選びます。
電子納品には「入力しなければならない内容」がたくさん決められています。
ここで2番めか3番めを選ぶことで、この先、その内容に応じた入力ができる画面になります。
「よくわからないからとりあえず「一般工事」で作っておいて、後から「電子納品」に変えよう」なんて思っていたら、もう一度1から入力し直さなければならないなんてことになりかねません。
あらかじめ、
工事の発注者さんが電子納品を求めているか否かは確認してから作り始めましょう。
電子納品についてはまたの機会をいただきますので、今回はシンプルに
「一般工事」で作成します。
新しい本棚ができました。
(2−2)写真帳をつくる
続いて、写真帳をつくります。
本棚と同じ手順ですよ。
「写真帳を追加」
「新しい写真帳を追加」「写真帳を追加する」
「工事名称」を入力します。
何でもいいです。わかりやすい名前を入れてください。
この写真帳の名前になります。後からも編集できるので空白のままOKでも大丈夫ですよ。
写真帳ができました。
(2−3)内容を入力する
さて。いよいよ写真を入れていきますよ。
「写真を追加」から入れることもできますが、もっと簡単な方法。
カメラをパソコンにつないだり、カメラのメモリーをパソコンに読み込ませたりして、撮影した写真を確認するでしょ。
それをまるっと選択して、一発!工事写真台帳の画面の中にドラッグ&ドロップします。
それだけでパラパラと写真が入ります。
右側も見てください。
ちゃんとアルバムの中にも入っています。
パラパラと入る様子が気持ちいい(笑)
写真屋さんでプリントしてもらった写真をポケットアルバムに1枚1枚入れていた作業と比べて、なんとラクなことか(笑)
順番が違っていたら、こんな風に写真をドラッグ&ドロップして移動することができますよ
例えば、1番めの写真を3番めの写真の上にドラッグ&ドロップしたら、1番めの写真がその位置に入り、2番めと3番めがひとつ前にずれます。
アナログのアルバムだったら発狂しそうな作業。
ありがとう、パソコン。
右側のプレビューも連動して変わるので、見ながら写真を並べ替えられます。
左のページに施工前、右のページに施工後、というような配置をするのにもわかりやすいですね。
プレビューの中でも写真をドラッグ&ドロップできますよ。
もちろん、写真を削除したりもできます。
写真が目的の位置に収まったら、写真についての文字情報を入力します。
矢印が指しているところをクリックしてください。
工事写真情報の入力画面が開きます。
ここで必要な内容を入力してください。
実際に業務で使う場合には、ここがとても重要で、とても手間がかかる作業だと思うんです。
工事で撮影する写真って何百枚もあったりすることもあるのだそうですね。
1枚ずつ全部入力するとなると気が遠くなりそう(汗)
ここには、入力した内容をコピーしたり、履歴から選ぶだけで入力できたり、入力を手助けする機能がたくさん組み込まれています。
それらの便利な機能については追々詳しくご紹介していきます。
今回は入力できたら
「保存して閉じる」を押します。
写真帳に先ほど入力した内容が入っています。
写真台帳ができあがりました。
いかがでしょう。使い方を一生懸命覚えなくても、写真を入れる、並べ替える、文字情報を入力する といったことが、感覚的に行えるんじゃないかなと思います。
さて。次回はできあがった写真帳を印刷しましょう。
執筆時の情報を元に記述しています。
画面や仕様など、変更されることもありますのでご了承ください。