工事写真3.0「レイヤ化」に対応しました

2022.11.17
こんにちは。

一発!工事写真台帳は工事写真の「レイヤ化」に対応した一発!工事写真台帳Plus8.1を発売しました。



「レイヤ化」に対応した工事写真の形式は国交省が認めているものです。
一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)というところが決めています。

「一発!工事写真台帳Plus8.1」と、写真撮影アプリの「スマホでアルバムPlus 3」はその「レイヤ化」に対応したアプリとして認定されました。

工事写真の「レイヤ化」対応認定アプリリスト:https://www.jcomsia.org/layer/

工事写真の「レイヤ化」って?
工事写真のレイヤ化って、具体的にはどういうものなんでしょう?

この仕組みを使えば、例えば、こういう写真を作ることができるんです。



写真の上に電子小黒板を置いたり、図を書き入れたり。

どのようになっているかというと

  

このように、写真と、図と、小黒板と。
3枚の画像を重ねて表示しているワケです。
この3枚が「SVGファイル」というひとつの画像ファイルにまとまって保存されるのです。


従来は画像ファイルと言えば「JPEGファイル」でしたね。
JPEGファイルを使って同じことを実現しようと思うと、写真に図や黒板を合成する、つまり、写真に書き込んでしまうしか方法はありませんでした。

そうすると、写真を「編集した」ということになっちゃうワケです。
改ざんと見分けがつかない状態です。

Plusでない「一発!工事写真台帳8」がつけることができる「電子小黒板」は、パソコン画面上でアルバムのように閲覧したり、写真帳として印刷したときには、写真の上に黒板を重ねて見られます。
しかしながら、写真と小黒板は別々のデータなので、電子納品物として写真を出力すると、そこには小黒板は入りません。(小黒板付き写真を電子納品に使えません。)

一発!工事写真台帳Plus8.1は、工事写真のレイヤ化、つまり、SVG形式の写真を撮影し、整理することに対応したことで、公共工事の電子納品に使うことができる、黒板や注釈図を書き込んだ写真を作成できるようになりました。



詳しい操作方法などは次回以降、詳しくご紹介しますね。

一発!工事写真台帳PlusやスマホでアルバムPlusで「レイヤ化」対応写真を撮影する方法: https://www.seasidesoft.co.jp/s3kouji/dennphoto.html

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